2016年に世間に大きな衝撃を与えた人気アイドルグループ・SMAPの解散。メンバー同士の不仲が噂される一方で、SMAP本人達による生放送での謝罪や、マネージャーの突然の退社でジャニーズ事務所のブラック企業体質が浮き彫りになりました。
元SMAPのメンバーである稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾の3名は9月8日を目安に退社することが決定していますが、ここ数年はタレントだけではなく、かなりの数のスタッフが退社している様子。皆どのような事情でリタイアを選んでしまうのでしょうか。
古すぎる?ジャニーズ事務所の社風とは
芸能事務所というと華やかなイメージがありますが、ジャニーズ事務所はイメージに逆行して体質が古いことで有名。例えば、所属タレントの写真をネットに掲載するのはNG、コンサートグッズのオンライン通販は行わず会場のみで販売。
また「各グループで結婚できるメンバーはひとりだけ」という都市伝説のような噂も存在します。確かに、ジャニーズタレントで既婚者ってかなり少ないですよね。嵐なんて皆30歳を過ぎているのに、まだ誰も結婚していませんし…。
体質が古いのはタレントに対してのみならず、スタッフに対しても同様だとか。勤務時間外の呼び出しが当たり前だったり、時間外労働を強いられたり…。芸能界という特殊な業界であるがゆえ仕方のない面もありますが、
現実とのギャップにさいなまれて退社を選ぶ人も決して少なくはないようです。
ジャニーズ事務所は働きにくいって本当?
マスコミに対しての圧力が強いことで有名なジャニーズ事務所は、所属タレントに対しても同様なのだとか。上層部に気に入られているタレントはどんどん良い仕事をまわしてもらえますが、そうでなければいくら才能があっても仕事をもらえなかったり
、小さな仕事だけだったりとかなり格差があると噂されています。
この”贔屓主義”はジャニーズ事務所全体の方針であるのか、マネージャーをはじめとするスタッフも上層部に好かれるかどうかで出世の道がかなり変わってくるのだそう。タレントと比較するとギャラも低額なマネージャーやスタッフは、出世の見込みがないとわかれば早々に
退社の道を選んでしまうようです。
しかし、スタッフが激務であるのは、ジャニーズ事務所だけではなくほとんど全ての事務所にも言えること。特にマネージャーの仕事内容はスケジュール調整や営業、タレントの身の回りの世話など幅広く、激務のあまり体調を崩してしまう人も少なくはありません。
「憧れの芸能人に会える!」という気持ちだけでは続けるのが難しいと言えるでしょう。
それでも気になる!ジャニーズ事務所の求人
話題になったジャニーズ事務所の求人募集は2017年7月現在リクナビNEXT、またはジャニーズ事務所の公式サイトからチェックできます。
リクナビNEXTでは所属タレントのマネージャーを募集していて、本社のある東京都港区赤坂で働くことができます。
勤務時間は11~19時となってはいるものの、やはりタレントのスケジュールで変動する様子。気になる月給は専門卒で18万円、大卒以上で21万円からスタートするので、平均的と言えるでしょう。
キャリア形成のため30歳までしか応募できませんが、未経験OKなので応募が殺到すること間違いありません。
ジャニーズ事務所の公式サイトで募集しているのはコンサートの運営スタッフです。こちらは勤務時間や給与についての記載はありませんでしたが、コンサートの時間帯はおおむね夜なので、勤務時間が不規則になることは覚悟しておきましょう。
まとめ
ジャニーズ事務所は体質が古かったり、勤務時間が不規則だったりと欠点も見受けられますが、他の芸能事務所にはない魅力もあります。ただしかなり特殊な仕事なので、今芸能事務所への転職を考えている人は慎重に慎重を重ねましょう!