「この記事もAIについて書いてある記事かな、見飽きたよ」
と思われた方、ハズレです!
AIは定形的な業務やディープラーニングの活用によるチャット応答などはできても、仕事のストレスを受けてくれたり、スキルアップさせてくれるわけではありません。
でも、これから紹介する「コピーロボット」は、どちらもあなたの代わりにやってくれます!
【この記事を読んでほしい方】- 仕事で「なんでこんな嫌な思いをしなけりゃいけないんだ」とストレスを抱えている
- 「スキルアップというけど、勉強が面倒くさいよ」
と感じる方
【記事を読むとできること】- 仕事だけでなく、生きている場面で遭遇するストレスに対応できるようになります
- 仕事のスキルアップへの考え方が変わります
「仕事の自分」と「本来の自分」は分ける
皆さんは「仕事の自分」と「本来の自分」を一緒にしていますか?
「は?自分は一つに決まってるだろ」
たしかにそうです。
しかし、そうではない人が身の回りにいませんか?
などなど。
こういう人たちは、「仕事をコピーロボットにさせて」います。
(無意識にできている人と、狙ってやっている人の二種類います)
「コピーロボットってなんだ?」というあなたのために次章でコピーロボットについて説明しましょう。
コピーロボットとは、あなたの身代わりに働いてくれる存在
コピーロボットというロボットは、現実には存在しません。
コピーロボットはアニメ「パーマン」上に存在するロボットです。
【スペック】- 身長5cm程度
- 体重不明
- 白色で鼻の部分だけ赤色
↓こんなのです
【できること】
- 鼻の赤いボタンを押すと、押した人そっくりの容姿になる
- ボタンを押した人の行動パターンに沿って自分で行動できる
- 身体能力や知能も押した人の能力に沿う
- もう一度鼻のボタンを押すと、行動中の記憶を引き継いだのち元の姿に戻る
アニメで出てくる主人公パーマンは、正義の活動をしている間日常生活で不在になってしまうのですが、不在中の日常生活を埋めてくれる存在としてアニメ中で重宝されています。
我々も、このコピーロボットを活用することで、ストレスの少ない生活と仕事でのスキルアップが可能です。
実は、コピーロボットの存在はパーマンが初めてではなく、昔の日本では「影武者」や「分身」なども似たような使い方がされますね。
「は?実在しないロボットに仕事させるってどういうこと?」
もっともな疑問です。次章で詳しく見てみましょう。
仕事はコピーロボットにさせろ
コピーロボットとは、「本当の自分ではない自分」のことです。
もう少し突っ込んでいうと「仕事モードの自分」です。
「本当の自分」はどんな人でしょう?
私の場合・・
- 朝は9時くらいまで寝ていたいし、昼寝もしたい
- 通勤電車は苦痛だ
- ご飯をつくるのは得意だ
- 刺激が少なくても、穏やかな毎日を家族と過ごしたい
しかし、「仕事の自分」に求められていることは・・
- 8時30分には出社してメールチェック
- 満員電車で通勤する
- たくさん売ってくる
- 顧客の機嫌を取る
- クレーム対応ができる
- 上司にゴマがすれる
など、まったくやりたいこととは別の能力を求められ、それに応えなければなりません。
ここで「本当の自分」のまま仕事に行っては消耗するばかりです。
だってやりたいことが何ひとつできないのですから。
さらに顧客からのクレーム、ブラックな上司からのハラスメント、わがままな部下たちのマネジメントなど、考えただけでも頭が痛くなります。
さらに新しい情報のインプット、資格取得などのスキルアップ、部下の教育なども求めらえてきます。
さて、「本来の自分」は耐えらえるでしょうか?耐えられませんね。
では、どうするか。
その時、役に立つのがもう一人の自分、「コピーロボットを作る」ことです。
なにも実際に作らなくても構いません。
あなたの頭の中に作ればいいのです。
次章でコピーロボットの作り方を説明します。
コピーロボットの作り方
以上です。試しにやってみてください。
どうですか?少し違う景色が見えたことと思います。
これであなたのコピーロボットがあなたの心の中にできました。
次の章でコピーロボットのメリットをお話ししましょう。
コピーロボットは傷つかず、育成が可能
コピーロボットで仕事をするメリットは、
- ストレスを代わりに受け止めたりはじき返してくれる
- 育成することでどんどん強くなる
ことです。
例1)上司からぐちぐち嫌味を言われる
→言われたのはコピーロボットなので「本当の自分」は無傷です。
例2)顧客から理不尽なクレームを言われる
→コピーロボットの持つ能力「バリアー」で、堂々とクレームを押し返しました。
例3)後輩から面倒な相談を受ける
→コピーロボットの能力「マネジメント力」によってうまく後輩に答えられました。
例4)顧客が集まる会合で名刺交換をする必要がある
→コピーロボットの能力「社交力」がやってくれたので、名刺交換が苦手なあなた自身に恥ずかしさはありません。
例5)自社の商品が原因で、営業のあなたが顧客に謝るはめになりました
→コピーロボットの能力「謝罪力」で事なきを得ました。あなたの自尊心は傷つきませんでした。
注)「本来の自分」が出ていったら、消耗せずに帰ってこれたでしょうか?
コピーロボットを育成ゲーム感覚で育てる
ところで、コピーロボットは、育成していくとどんどん能力がアップします。
なぜなら、「めんどくさい」「なんで勉強しなきゃいけないんだ」という心理的ブロックが無いからです。
また、スマホの育成ゲームと同様、「課金して強くなる」ことも可能です。
- 英語講座(早く育成したいので月謝制の教室に通う)
- ビジネスマナーの本を読む(独学でやるより課金したほうが早い)
- クレーム対応研修(本来の自分には不要だが、コピーロボットには必修)
など、課金することで効率よくコピーロボットを育成することができます。
「名刺の出し方・受け取り方」などの知識は独学では学べませんからね。
育成が進んだら「デキる社員」の評価がついてくる
他の人がイヤイヤ勉強もせず過ごしている中、コピーロボットをせっせと育成しているあなたは、気が付いたら「あいつはデキる」という評価が会社の内外でついてきます。
なぜなら、育成が進むとコピーロボットは「ビジネススキルを備えた能力の高いビジネスパーソン」となるからです。
- 顧客や上司の理不尽な要求を時にははねつけ、時にはうまく利用し、時にはスマートに謝り事態を収束させる。
- 売り上げが上がり社内をまとめる力もある。
- 新しいチャレンジをいとわず、新しい知識や体験の吸収に余念がない。
こんな人を放っておく会社はありません。
コピーロボットが評価されなかったり壊れそうになったら即転職
どんどんコピーロボットを育成して「デキる」社員になっても、評価されないことがあります。
また、デキる社員を疎ましく思う者も出てくるかもしれません。
「評価されていないな」「育成してきたコピーロボットが壊れそうだな」と感じたら即転職します。
なぜなら、育成されたコピーロボット「デキる社員」は市場価値が高いので、転職時にもよい条件で転職できるからです。
ここまでイヤイヤ仕事をしてきて育成をしてこなかったほかの人は、転職するにもスキルや実績が上がっていないため、転職のしようがありません。
転職エージェント(私も利用しました)でのヒアリング面談を想像してみます。
(1)コピーロボットを育成してきた人の場合
エージェント「なぜ転職しようと思ったのですか」「転職にあたり、どんな実績やスキルがありますか」
→育成してきたコピーロボットがあるので回答は簡単です。
(2)イヤイヤ仕事をしてきてスキルや実績がない場合
エージェント「なぜ転職しようと思ったのですか」「転職にあたり、どんな実績やスキルがありますか」
→「今の仕事が向いていないので・・」「嫌になったので・・」「スキルはとくにありません」
どちらが転職に成功するでしょうか?
参考 ↓
転職エージェント比較|全115社から評判の良いおすすめ10選│ジョブシフト
コピーロボットを運用するときの注意点
それは「コピーロボットを育成していることを人に言わないこと」です。
ちょっと想像してみてください。
上司「なんでこんなミスをしたんだ!」
あなた「コピーロボットがミスをしたので私は悪くありません」
上司「???」
後輩「どうしてそんな風にいつも仕事に前向きに取り組めるんですか?」
あなた「コピーロボットにやらせているからだよ」
後輩「???」
顧客「納品してもらった商品が壊れていたんだけど」
あなた「コピーロボットを急いで向かわせます」
顧客「???」
相手に理解してもらえそうでしょうか?
まとめ 仕事はストレスだらけ コピーロボットにやらせよう!
ここまで「仕事はコピーロボットにやらせよう」と言ってきました。
本当に仕事はストレスでいっぱいです。
「本来の自分が」生身で飛び込んだら消耗するばかり。
ここはコピーロボットを育成して、「本来の自分」を護りましょう。
「本来の自分」は本当に大事な人にだけ見せ、大事でない人にはコピーロボットに対応させましょう。
また、コピーロボットを育成して強力なバリアーを作っても、バリアーを通り抜けてくる非常識なこともあります。せっかく育成したコピーロボットが壊れる前に、そんな環境からは撤退して、もっとよい環境を目指しましょう。
今まで育成してきたコピーロボットはあなたを助けます。
著者 ⇒運営媒体 まんぷくコーチ|note
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